2019年2月5日火曜日

2月全校朝礼 校長講話


 生徒の皆さんおはようございます。昨日は、東京都中学校駅伝があり、四中からは国分寺を代表して10名の生徒が活躍してくれました。お疲れ様でした。選手の皆さんに大きな拍手をお願いします。

 さてきょうは、「私たちは見えない力や誰かのおかげで、バランスが保たれているんだよ、そこに気が付ける人になろうね」というお話をします。
 
 私は学生時代、アルバイトで日本料理店に勤めていたことがあります。そこでは焼き鳥を焼く仕事もやらせてもらいました。これが難しいのですが、こまめに焼き鳥を回しながら焼かないと焦げてしまうのです。焼き鳥を焼きながらこんなことを思いました。この地球も自転して昼と夜があるから焼き鳥のように焦げないのだろうと。

 でもちょっと待てよ。焼き鳥は時間がたてばこんがりと焼けるのに、地球は昼と夜は来るけれど、一年中ずっと太陽の周りをまわり、太陽の熱にさらされているのになぜ焼けないのだろう。みなさんは、どうしてだろうと思いますか。

確かに理屈では、地球が太陽から受けた熱は宇宙空間に吸収され、地球全体の温度を一定に保ってくれているからということです。でも私は実感できませんでした。ところが、このことを実感できる出来事がありました。
 このアルバイトで稼いだお金で、真冬の北海道に旅行に出かけました。泊まった宿では、氷点下20度以下の気温を体感してみようというイベントがありました。私は、お風呂から出たばかりで、髪の毛を十分拭かないで宿の外に出てしまいました。いきなり、髪の毛がバリバリと凍り付きました。


あまりにも寒くて私は、宿で用意してくれた焚火のそばで髪の毛を乾かそうとしました。そして焚火に向かっていると前髪の氷が解けてきます。でも顔がほてってきたので、後ろを向くと今度は後ろ髪の氷は解けるのですが、また前髪が凍りだします。

あ、これかと思いました。宇宙空間というのは、この氷点下20度以下の世界のように、地球が太陽の熱をずっと受けても、水が氷ったり溶けたりできるんだということを実感しました。宇宙という大自然の力が私たちの地球の温度のバランスをうまく保ってくれていることが判りました。
 ここまでは、理科の授業でも習うことですが、私たちの日常生活でも誰かのおかげでバランスが保たれていることがあると思います。例えば、学校で勉強や部活動で疲れて帰ってきても、また翌日元気に学校に行けるのは誰のおかげでしょうか。


ストレスがたまり愚痴を言いたくなった時、その愚痴を聞いてくれる誰かがいることで、ストレスが解消するときもあります。毎日出しているごみを回収してくれる人がいるから、ごみ箱がいっぱいにならないで済む。このように誰かのお陰で私たちの生活のバランスが保たれています。そこに気が付ける人になってほしいと思います。終わります。