2024年6月29日土曜日

【国分寺四中6/29配信】栄養士の巡回指導・3年生国分寺学×SDGsプロジェクト中間発表の様子

 今日は、昨日行われた、栄養士の巡回指導・3年生国分寺学×SDGsプロジェクト中間発表の様子について紹介します。

<栄養士の巡回指導>

国分寺市の学務課から職員の方がお見えになり、食育の話をしてくれました。今日のテーマは「ご飯を残さず食べよう」です。

給食がどのように作られているかを紙芝居形式で丁寧に説明していただきました。

最後は、「栄養バランスを考えて、心を込めて作っていますので、嫌いなものでも1口食べてみましょう。また、家からお弁当を持ってきている人も、早起きして作ってくれているおうちの人に感謝の気持ちをもって食べましょう。」という言葉で締めくくられていました。

この言葉の後に、給食の中に残っていたコールスローのキュウリを1つつまんで、そーっと口に運んでいる生徒がいました。ちゃんと話を聞いて実行している様子に、四中生の素直さを感じました。




<3年生国分寺学×SDGsプロジェクト中間発表>
これまで各グループで進めてきた活動の進捗状況と今後の見通しを確認する、という目的で行われた中間発表。
それだけでなく、来年度(正確には今年度の3学期)から実際に取り組んでいく2年生に、自分たちのプロジェクトのイメージをもたせるための発表でもありました。
2年生はまず体育館に集められて、プロジェクトを取りまとめている櫻井威明先生からこれまでの流れと目指すところを説明していただきました。
その後、2年生がそれぞれのプロジェクトの場所へ移動し、3年生の発表が始まりました。
昨年度から三者面談や職場体験発表会などでプレゼンテーション能力を鍛えてきただけあって、どのプロジェクトも、わかりやすい発表となっていました。
見ていた2年生にとっても、良い刺激になったことと思います。
さて、2年生は来年、どんなプロジェクトを立ち上げるのかな?

〇2年生は、櫻井先生の話を真剣に聞いています。

〇自然環境お鷹の道や野川の環境保全グループです。
 ある日の活動で、外来生物であるザリガニを4匹捕まえたことを、報告してくれました。
〇自然環境のごみ拾いグループです。
 彼らの目標は、四中近辺をきれいにすることで、少しでも地域の人たちが気持ちよく生活できるようにする。ことだそうです。


〇高齢者サポートのグループです。
 自分たちで活動場所を探し、その施設でどんな活動をするかについてを発表していました。今後、その活動のための準備をしていくそうです。

〇グリーンカーテングループです。
 このグループは、今育てている植物(バタフライピー、フウセンカズラ)について発表をしていました。
〇コーヒーかすの活用グループです。
 堆肥にしていくために乾燥させるのですが、そのやり方を説明していました。
〇給食の食べ残し削減グループです。
 国分寺市学務課(食育指導に来て下さったところ)の方にインタビューをし、市内でどのくらいの食べ残しがあるかを調べています。

〇遊びグループです。
 SDGs4番「質の高い教育をみんなに」をもとに、保育園に行って、職業について知ってもらうための取組を進めています。
〇子供たちに向けたSDGs推進グループです。
 このグループは保育園に行って、自作のSDGsをテーマにした絵本の読み聞かせをするということです。すでに絵本の内容も決まっていて、その内容に2年生からも笑みがこぼれていました。

〇昆虫食グループです、
 なぜこのテーマを選んだか、という理由を熱く語っていました。

〇おまけ:養蚕グループ
 さらに、繭から糸を取るため、さなぎから成虫にして、卵を産ませてふ化させるとのこと。成虫をもってきて、2年生に見せていました。
まゆからとった糸。つやがあってきれいです。
〇見学している2年生。メモを取ってしっかり聞いています。

2024年6月25日火曜日

【国分寺四中6/25配信】各種委員会の活動の様子

 1学期も残すところ1か月となりました。

期末考査も終わり、委員会活動にようやく本腰をいれて取り組める時期です。各委員会でいろいろな企画を行っていますが、今回は生活委員と図書委員の企画についてご紹介します。

〇生活委員会企画:25(twenty five)チャレンジ~いつも2525(にこにこ)~

落ち着いた一日のスタートをするために、早く登校する意識を前向きに高めることを目標に発足した活動です。具体的には、8:25までに教室に着席して、朝の時間を余裕をもって過ごし、みんながにこにこ笑顔の学校生活になりますように、という生活委員の願いが込められています。

生活委員は校門の外で登校する四中生を応援し、学級委員は教室で8:25までに登校した人数を数えます。登校した全生徒数のうち、8:25までに教室に着席した生徒の割合90%を目指しています。期間は7月5日(金)までの2週間。みんな、頑張って!


生活委員が登校する生徒を拍手で応援しています。

拍手に後押しされて、みんなも急ぎ足。
反対側でも、大応援団。
この後、生活委員とわかるものをつけようか、とか、もっと応援感を出すアイデアはないか、などと話し合っていました。明日はどんな応援になるのかな?

〇図書委員会企画:読書記録プロジェクト

生徒の読書への関心を高めてもらうための取組です。

このプロジェクトの参加を希望する生徒は、自分の読書量を考慮して3種類のコースから1つの読書記録ノートを選びます。選んだコースにより、目標冊数が異なっていて、最終日までの到達冊数に応じて景品(しおりやブックカバー)がもらえます。

 コースは以下の通りです。

 ☆ルビーコース→42冊記録できる読書ノート

 ☆サファイアコース→70冊記録できる読書ノート

 ☆エメラルドコース→94冊記録できる読書ノート

期間は令和6年6月24日(月)から令和7年1月14日(火)まで。

読書の楽しさを知るきっかけになったらいいですね。

皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!


朝読書の様子。みんな静かに読書に取り組んでいます。

図書館のような雰囲気が作られています。
先生も一緒に読書をしています。



2024年6月14日金曜日

【国分寺四中6/14配信】3年国分寺学×SDGsプロジェクトの様子③

 3年生の国分寺学×SDGsプロジェクトの最後です。

⑮「天然染色」のグループは、コーヒーかすを使って染色を行っていました。

 コーヒーで染めると、どんな色になるのかな。出来上がりが楽しみです。

⑯「鳥の巣箱づくり」グループは、木工室で木を切って、巣箱づくりに取り組んでいます。
活動サポーターは用務員の植松さんです。こうした作業や、調理、校外活動などは生徒だけで活動するには心配です。そのため、保護者の方や地域の方に活動サポーターとして、このプロジェクトをお手伝いいただいております。生徒の活動をなるべく制限せずに行わせるためには、どうしても見守る大人の目が必要です。もし、このブログを御覧になっていただいている方で、この活動に賛同いただきお手伝いいただける方がおりましたら、本校副校長まで御連絡下さい。毎回ではなくても、この日だけ、という形でも構いません。
この活動は、毎週金曜日の6校時(14:30~15:20…活動によっては延長もあり)に行っています。

⑰「卵の殻の活用」グループは、卵の殻を、四小の副校長先生からいただいてきました。
 5月の小中連携研修会の中で、プロジェクトの活動を四小の先生方に見ていただきました。
 その時はまだ、どんな活動をしようかと各グループ考えている所だったのですが、こちらのグループは、その時に四小の副校長先生に直接、卵の殻を取りに行く交渉をし、それが今回実現したというわけです。地域の方々の善意に支えられて、活動の内容はもとより、地域の方々への感謝の気持ちも同時に感じられる活動なのだ、ということに気付きました。
⑱「ペーパーレス」グループは、学校で使う紙の量を減らすため、授業の持ち物を書いて掲示する紙をラミネートして、ホワイトボードマーカーで何度でも書けるようにしていました。まずは自分たちの生活から見直していこう、という視点が素晴らしいですね。
⑲「手話」グループは、手話の動きを図と文字でポスターのように書いています。
 この動きは何という意味でしょう、という呼びかけポスターになっていて、「答え」と書いてある紙をめくると、その意味が書いてある、という仕組みになっています。
「このポスターをどこに貼るの」と聞くと「四小に貼らせてもらえたら、と思っています」とのこと。これを見て、小学生が楽しんで覚えてくれたらうれしいね!
⑳「ヴィーガン」グループは、豆乳を使ったアイスクリームの試作をしていました。
 みんながおいしいと感じてもらえる仕上がりになるまで、試作を重ねることになるのかな。
㉑「コーヒーかすの活用」グループは、コーヒーかすと、ペットボトルキャップを使って、
手作りの針山を作りました。キャップの側面に布を貼ったりと、こだわったつくりになっています。制作の過程をスライドにまとめることも、同時進行で進めています。
㉒「古着や端切れのアップサイクル」グループは、古着を使って、新たなものを作っています。ミシンも、3年生ともなるとスムーズに使いこなしていました。どんなものが出来上がるのか、楽しみです。
みんなが小さい頃に来ていた服なのかな。かわいい。いろんな思い出がある洋服を、別なものにリサイクルして、長く使うということは、思い出を大事にするということなのかもしれませんね。
今回はここまで。
全部のグループを紹介できずにすみません。
また、次回をお楽しみに。


【国分寺四中6/14配信】3年国分寺学×SDGsプロジェクトの様子②

 3年生の国分寺学×SDGsプロジェクトの続きです。

⑨「チョークのリサイクル」グループは、前回見に行った時に、小さくなったチョークを細かく砕いていたのですが、今回は、理科室でその粉を固めて、使える大きさのチョークを作っていました。

手作りだからちょっと形は不格好だけど、手に握れる大きさのチョークができました。

⑩「養蚕」チームは、前回桑の葉を探していましたが、その後、国分寺高校に通う四中卒業生から、カイコを譲ってもらって育てていました。職員室前に置いてあったので、1,2年生もおっかなびっくりのぞいていました。それが先週まゆになったので、いよいよ今回、このまゆから糸を取ることになりました。
まゆから糸を引っ張り出して…
糸を巻き取る機械に巻き付けます。
この機械もカイコを譲ってくれた国分寺高校からお借りしました。こういう作業は、やったことがある人がお手伝いしてくれると助かります。活動サポーターの保護者の方に教わりながらみんなで取り組みます。
糸巻の様子を写真や動画で撮影しています。10月の発表に向けて、記録を残しています。
⑪「クレヨンのリサイクル」グループは、小さなクレヨンを湯煎で溶かしています。
 小さくなって書きにくくなっても、似た色を混ぜれば大きなクレヨンに生まれ変わります。
⑫「海洋プラスチック問題の調査」グループは、大きめの煮干しのおなかの部分を顕微鏡で観察しています。こんな小魚の胃にも、細かなプラスチックがあるとすれば大変なことです。海に魚がいなくなってしまうということも、現実味を帯びてきます。
⑬「石鹸づくり」グループは、灰を混ぜた水をろ過して、灰の成分が溶け込んだ水を作っています。この水と、廃油を混ぜると石鹸ができるとのこと。こんな風に理科の実験器具を使って、自分たちの知りたい、やってみたいことに挑戦できるのは、これまでの学びがしっかり身に付いている、ということなのでしょう。私が中学生の時代には、理科の器具を、授業以外に使って自分で実験したり、観察したりすることなど、考えもしませんでした。それだけ、今の子供たちは自由に発想し、自由に行動する力をもっているということだと思います。
⑭前回、校庭や公園で種類の違う砂を集めていた「飲み水のろ過」グループは、実際に泥水を作って、ろ過をしていました。前回までは天気が悪かったので、泥水を集めやすかったけど、今日は晴れているから、泥水を作るのが大変だ、なんて言ってました。
 でも、ちゃんときれいな水になって出てきてますね。


【国分寺四中6/14配信】3年国分寺学×SDGsプロジェクトの様子①

 今日の6校時は、3年生の国分寺学×SDGsプロジェクトがありました。

この取組も中盤に入り、それぞれのグループが自分たちで考えた活動を実行しています。

今回は、その様子を紹介していきます。


①何故か階段前でプロジェクトのゼッケンをつけている「防犯グループ」

 防犯マップを作るために、これから西国分寺駅前まで探索しに行くそうです。

 この後、ノート片手に「行ってきます」と、元気に出かけていきました。

②「生花のリサイクル」グループは乾燥させていた花びらを利用して、ポプリを作るそうです。以前の活動の時に、花屋さんに自分たちで電話をかけ、ロスフラワー(売り物にならない花)をもらえないか交渉して、譲っていただいたとのこと。それを窓際で乾燥させてこのようなドライフラワーにしました。色もきれいに残っていて素敵ですね。

③「食品ロス解消(パンの耳)」グループは、これからパンの耳を調理して、フレンチトーストと、ダイエット食を作るそうです。タブレットでレシピを確認しながら作業を進めています。
これが、調理後のパンの耳です。
ちょっと来るタイミングが遅かったため、ほとんど食べ終わっていましたが、上手に調理できたとのことでした。
④「野菜の皮や芯を使ったエコ料理」グループは、ハンバーグをつくるとのこと。
 家から持ってきた野菜の皮を使って、お肉と混ぜてコネコネしています。普通なら捨ててしまうものも、調理次第で食材に生まれ変わるんですね。
⑤「国分寺のご当地ヒーロー」グループがコスチュームをそろえて、校庭に現れました。
 今日のミッションは草取りとのこと。地域の困りごとを助けるヒーローたちです。
 ちなみにキャラ設定があるそうなので、ここでご紹介します。
 赤(写真下段中央)…定番ヒーローキャラ:首のスカーフが特徴
 緑(写真上段一番左)…ラーメン屋キャラ:ねじりハチマキ風スカーフが特徴
 ピンク(写真上段左から2番目)…赤ずきんちゃんキャラ:赤ずきん風スカーフが特徴
 オレンジ(写真上段右から2番目)…赤ちゃんキャラ:よだれかけ風スカーフが特徴
 青(写真上段右)…お母さんキャラ:お母さん三角巾風スカーフが特徴
 5人の指の形は、彼らの印だそうです。見かけたら応援してあげてください。
⑥「視覚障害への理解」グループは、目を閉じて、つえを頼りに障害物のある所を歩く体験をしていました。一人が体験するのを、ほかのメンバーが安全に配慮しながらサポートしています。障害物がある、とわかっていても、歩くことさえ難しいようです。視覚障害の方々のことを理解するために、頑張ってくださいね。
⑦「食べられる野草」グループは、梅干しづくりのため、学校になっている梅の実を取ろうとしていました。昨年は豊作だった梅の実ですが、今年は不作のようでわずかに実っていた実もすべて落ちてしまった後でした。残念。でもこの後、校庭に生えていたクルミの実を取ることができたそうです。
⑧「堆肥をつくる」グループは、土をふるいにかけて、細かくしています。
 「なんで細かくするの」と聞くと、前回までに草取りをして、その草を細かく刻んだものとこの土を混ぜることで堆肥ができるんだ、と教えてくれました。自分たちでやろうと決めたこととはいえ、博識ぶりに驚かされました。