10月の四響祭(よんきょうさい:合唱の行事です)に向けて、芸術家の方々から合唱指導を受けました。
合唱の専門家に指導をしていただけるという、文化庁の芸術家派遣事業です。
今日は各学年、課題曲を指導していただきました。
最初の声出しでは、どの学年もすでに声は出ているものの、まだ粗削り、という合唱です。
それが芸術家の皆さんからちょっと指導してもらっただけで、声がきれいに響くようになり、声がそろってとてもきれいな合唱になります。
我々素人が指導するのとは専門性が違うんだなー、としみじみ感じます。
特に2,3年生は昨年もオペラアーツ(芸術家の皆さんが所属している団体名)の皆さんに指導を受けているので、自分たちの合唱がこの1時間でどれだけ変わるのかをよく知っています。
「最初から気合い入れて声出していこう!」「自由曲の歌い方のコツも聞きたいなあ」なんて、気合十分でこの授業に臨んでいました。
1年生も含めて、先生方のアドバイスを楽譜に熱心書き込んでいる生徒も多く、合唱にかける思いが伝わってきます。
芸術家の先生方からは、
「声を遠くに飛ばすイメージ」「姿勢が悪いと声は出にくくなる」
「休符を大事にすると、声がそろう」「高い声は頭のてっぺんから出すイメージ」など、わかりやすく指導していただきました。
次回の指導は9月。
それまでに音楽の授業でしっかり、今日指導していただいたことができるようにしておきましょう。