今日は、本日5校時に行われた、音楽鑑賞教室についてご紹介します。
講師は ソプラノ歌手 オクサーナ・ステパニュックさん
ピアノ伴奏 小島さやかさん です。
オクサーナさんは、ウクライナ出身のソプラノ歌手で、これまでに様々なコンクールで優勝していたり、ローマ法王に招かれ御前演奏を行ったりしている方です。国分寺市に在住している、ということで今回、四中でリサイタルを行っていただきました。
最初の1曲目から、その美しい歌声に生徒たちも私たち教員も圧倒されてしまいました。テレビなどでオペラ歌手の歌声を聞いたことはあっても、生の歌声は迫力が違います。透き通った声が体育館いっぱいに響き渡ります。
2曲目は手拍子、足拍子で全員が参加します。1年生、2年生、3年生とだんだん難しいリズムになるのですが、オクサーナさんの歌声に合わせて、体育館全体が1つになるすてきな演奏となりました。
その後も、生徒から自然に手拍子が出るなど、最後まで心が満たされる素敵なリサイタルとなりました。
オクサーナさんから、
「音楽はひとの心をいやす、素晴らしいものです。」
「私は母国のウクライナ語のほか、イタリア語、英語、日本語などを使って歌います。中学生の皆さんも、たくさん勉強していろいろな言語を使えるようになってください。チャレンジして勉強してください。」
というメッセージをいただきました。
オクサーナさんがこうして歌手として私たちの目の前に立つまでに、きっとたくさんの努力があったのでしょう。だからこそ、このメッセージはオクサーナさんの歌声と共に、私たちの心にしみこんできました。
皆さんもきっと、今日のリサイタルを通していろいろなことを感じたことと思います。
その思いを書いた、皆さんの感想文は後日オクサーナさんに届けます。
〇初めに、コーディネーターの増田さんからオクサーナさんについての話がありました。
ウクライナの戦争で毎日泣いていたことや、市の子供たちにオペラを聞かせたいということなど、オクサーナさんの思いを語ってくださいました。
〇歌声が胸を打ちます。