2024年7月14日日曜日

【国分寺四中7/14配信】7月13日(土)道徳授業地区公開講座の様子

 昨日7月13日(土)は道徳授業地区公開講座でした。

今回のテーマは「郷土のことを考える」です。

今年度より取り組んでいる国分寺学と関連付けて考えさせたい、と思いこのテーマを選びました。

1校時目は各クラスの道徳授業です。

1年生は岐阜県の山間に住む生徒が、近所のおばあさんの様子から自分のふるさととは何かを考える「ぼくのふるさと」という教材。

2年生は秋田県に住む生徒が、祭りに来た関西の方との会話を通して郷土のよさに気付く「祭りの夜」という教材。

3年生は沖縄県に住む生徒が、島唄を通して自分が生まれた島や唄に込められた島の心を大切にしたいと考える「島唄の心を伝えたい」という教材で授業を行いました。

どの学年も、教材を読んで作者の気持ちを考えた後、「国分寺のよさは何だろう」「郷土(国分寺)にできることはなんだろう」と国分寺について考えさせました

2校時目は生徒スピーチと講演会です。

生徒スピーチでは、各学年の代表者が「国分寺について」をテーマに発表を行いました。

「自然の魅力あふれる、愛着のある国分寺を私たちが守っていきたい」

「3年生の国分寺学のプロジェクトの中間発表を聞いて、国分寺愛を感じた」

「地域の人たちとのつながりを大切にしていきたい」

「国分寺学のプロジェクトを通して、国分寺の環境を守ることが世界の環境を守ることにつながっていることがわかった」

など、ここまでの各学年の国分寺学の取組の中で、生徒がそれぞれ国分寺への思いを深めていることがわかりました。

講演会では、国分寺で地域の貢献活動に携わっている「喫茶ソラクラゲ代表 鈴木弘樹さん」に講演をしていただきました。

テーマは「自分の『好き』からはじまる地域への関心」です。

コーヒー店を開く、という小学生からの夢を叶えた鈴木さん。中学・高校時代に孤独や挫折を経験しながらも「自分の好き」が原動力となり、地域の方に支えられながら夢を現実にしていったそうです。現在25才の鈴木さんの身近で現実的に捉えられるお話は、生徒たちにとっても深く響いたことと思います。

3校時目は意見交換会です。

各学年の先生方、保護者や地域の方々、講師の鈴木さんとともに、道徳授業のポイントや講演会の内容、地域の様子などをざっくばらんに意見交換しました。保護者の方からは、「鈴木さんの話にとても感動した。親にとってもすごく響く内容だったので、もっとたくさんの保護者の方に聞いてもらいたかった。」という意見もありました。

参観から意見交換会まで、多くの方々にお越しいただき本当にありがたかったです。

生徒たちの感想や授業で考えたことについては、今後お便り等でお知らせいたします。

〇1校時目 道徳授業の様子です。



〇2年生は国分寺の良いところをタブレットやプロジェクターを使って発表しています。

〇2校時目の意見発表会です。
〇講演会講師の鈴木弘樹さんです。





〇生徒代表からのお礼の言葉です。
〇意見交換会の様子です。