国分寺市では、今年度からすべての公立小、中学校がコミュニティ・スクールとなりました。
コミュニティ・スクールって何？と思う人も多いですよね。
簡単に言うと「学校を中心とした、地域の輪を広げよう」という取組です。
そういう私も、昨年の初めはコミュニティ・スクール（略してCSです）って何なのか、分かりませんでした。
四中は昨年度より四小と合同のコミュニティ・スクールとなりました。その立ち上げの過程で、委員の皆さんと語り合う中で、何なのかがわかってきました。
今、国分寺（東京も）ではどの家庭も大人はみんな働きに出ているため、学校から帰ってからの子供の様子がわからなかったり、地域の活動に参加できなかったりすることが多いと思います。
もし、自分が働きに出ている間に災害が起こったら、近所に親戚もいないし、うちの子を預かってくれるところもないし、どうしようと不安になることはありませんか。
本当はそういうときのためにご近所さんとも交流したいけど、働いていて地域の活動に参加できないし、お付き合いってなんだか面倒な気がするし、なんて考えちゃう人もいると思います。
このように人づきあいが希薄になってきた今だからこそ、地域がまとまってお互いに支え合うお手伝いをしよう、というのがコミュニティ・スクールの考え方です。
委員の皆さんは、昨年１年間かけて、このようなコミュニティ・スクールの存在意義をみんなで確認し合いました。
そして、今日は具体的な活動を考える第１回目でした。
グループは３つ。
学校の活動と地域の活動や人をつなげていく「学校グループ」
防災、防犯のために地域をまとめていく「地域グループ」
コミュニティ・スクール協議会や各グループの活動を地域に周知していく「広報グループ」です。
これから四小・四中地域を盛り上げていくために、様々な取組を行っていきます。
皆さん、楽しみにしていてくださいね。
