2026年7月5日日曜日

道徳授業地区公開講座

 今回は昨日行われた「道徳授業地区公開講座」の様子を紹介します。

道徳は子供たちが「よりよく生きる」ための道徳性を養うことを目的とした教科です。

「よりよく生きる」ことを考えさせるためには、学校の道徳授業だけでなく、教育活動全体(クラスでの掃除、給食、話し合い活動などの生活や友人関係、各教科の学びなど)で取り組んでいくことが大切です。 そしてもちろん、学校だけではなく、家庭や地域での生活や人とのかかわりからも学んでいくことになります。

 そのため、今学校で取り組んでいる道徳を、保護者や地域の方々に知ってもらうことで、みんなで子供たちの「よりよい生き方」をバックアップして行こう、というのが、この「道徳授業地区公開講座」のねらいです。

 長くなりましたが、そういうことで、昨日「道徳授業地区公開講座」を行いました。

 最初は各クラスでの「道徳授業」の公開。

 全学年、「郷土愛」をねらいとした教材で授業を行いました。

 特に3年生は、国分寺市の郷土教材「わが町、国分寺」で、「国分寺への思い」をテーマに先人の思いから自分はどう思うか、までを考えさせました。




 次は体育館で、「郷土愛」をテーマにした生徒スピーチです。

 ・習い事の遠征で地方に行ったとき、緑豊かな国分寺に戻ってくるとホッとする。

 ・ルールやマナーを守るのが国分寺では当たり前のことで、そういう地域にいる私たちは恵まれている。

 ・ハンディキャップ学習やむかし遊びなど、地域の方々とつながり、たくさんの知識を得ることができた。こういうつながりが大切だと感じた。

 ・便利さと自然・歴史が感じられるところが魅力で、そういう国分寺の一つ一つに思い出がある。だからこそ素敵だ、と感じられる。

 ・国分寺は昔、歴史的な中心地であったことを学び、歴史のロマンにワクワクするし、そういうところにいることを誇らしく思う。

 ・教科書に出ているような場所を、今、自分が歩いているのだ、という驚きを感じる。そういう地域をボランティアで掃除している人を見て、過去の人々に感謝の気持ちがわく。

 生徒たちは、小学校から今日までの学習や地域とのつながりの中で、こんなにたくさんの国分寺の魅力を見付けていました。




 次は、地域の方を講師とした講演会です。

 農業デザイナーの南部さん、農家の清水さんのお二人に「こくベジで味わう、国分寺の魅力!」をテーマに講演していただきました。

 お二人は「こくベジプロジェクト」を立ち上げたメンバーで、地域を活性化したいという思いやプロジェクトを続けていく中で見えてきたことなどをお話していただきました。

 中でも「人とつながる」「ワクワクを大切に」という言葉が印象に残りました。仕方なくやっているのではなく、やってみたい!という気持ちでどんなことも楽しんでやっている、ということがこのプロジェクトを続ける原動力なのだということがわかりました。

 これは、学校教育にもつながる視点だな、と感じました。

 質疑応答では、生徒たちから

 「どうしてこくベジという名前にしたのか?」

 「こくベジで一番おいしいと思う料理は?」

 「プロジェクトで行っているSDGsはどんなことか?」

などの質問が出ました。









 最後は、保護者や地域の方を交えての意見交換会です。

 各学年の先生から、今日の授業のねらいや生徒の様子などを話していただいた後、参加者からの意見交換を行いました。

 「地域の中で楽しくやれることが、まだまだたくさんあるのではないか?」

 「学校は、地域の方が入ってくるにはハードルが高い。そこをみんなが来れたり、使えたりする場所にしていけば、地域と学校がつながっていくのではないか。」

 「他校でも小学校の運動会に中学生がボランティアにいったり、盆踊りを学校でやってみよう、などを行っている。楽しんでやれることを、小さいところから地道にやっていくとよいのでは。」

 などの意見が上がりました。


 

 これからも、地域の方々と協働しながら、教育活動全体を通して、国分寺への思いを大切にする生徒たちを育成して行きたいと、改めて感じました。