2025年12月26日金曜日

【国分寺四中12/26配信】2学期終業式の様子

 長かった2学期が終了しました。

学校生活や行事など、様々なことがぎゅっと詰まったこの学期は、生徒たちがもっとも成長する学期です。先生方も生徒のために、様々な企画を考え、生徒主体に取り組ませてきました。ここで身に付けた力は3学期から始まる、令和8年で花開くことでしょう。

皆さんがこれからどんな花を咲かせるのかを楽しみにしています。

1 終業式

○式前の整列にて

 教務主任である新堂先生から、終業式前にこんな話がありました。

「2年生の整列後の態度がとてもよく、終業式にふさわしい雰囲気を作ってくれています。四中の中心としてとても頼もしく感じました。」


○校歌斉唱
 これまで儀式の際に校歌の指揮・伴奏をしてくれていた3年生は、今日で最後です。
 3学期からは、2年生に世代交代します。

○代表生徒の言葉
1年生:東京フィールドワークでは、社会に役立つことを多く学べました。四響祭では、仲間と協力して合唱を作りあげることの大変さや楽しさを学びました。新しいことを学び、考えを深めることができた2学期でした。

2年生:2学期は2年生が学校の中心となりました。この変化に学年として順応できたことは大きな成果でした。しかし、個人的な課題が多いことは反省点です。こうした課題を集団で助け合って解決していきたいです。またスキー移動教室も3年生につながる大事な行事です。2年生全員で頑張っていきます。

3年生:修学旅行ではみんなで作りあげていく楽しさを実感できました。50周年式典では、3年生として伝統を守りながら、新たな一歩を踏みだせるよう引き継いでいきます。学習では、不安もあるけれど、人と比べるのではなく、やってきたことを信じて励まし合って進路決定まで頑張っていきたいです。





○校長先生のお話

 代表生徒の言葉は、どれも成果だけでなく、課題もきちんととらえていて素晴らしかったです。

 年の締めくくりなので、学年主任の先生が選んだ、今年を表す漢字を紹介します。

1年生「新」:生徒にとっては新しい中学校生活、教員も新しいメンバーでスタートなど、新しいことが多い1年でした。来年も新しいことにチャレンジしたいです。

2年生「考」:学年目標を「自分たちで考える」とし、主体的に取り組むことを目標にスタートしました。職場体験、スキー移動教室、学習面でも自分たちで考えることに重点を置いて取り組んできました。

3年生「伝」:50周年式典を最高学年として経験し、伝統を次の50年に引き継ぐ役割を話すことができた。SDGsプロジェクトでは、地域貢献の思いを後輩に伝えることができました。この思いが国分寺全体に伝わっていけばいいなと思います。

 どの漢字も、先生方の思いが込められていていいな、と感じました。

 では、また新年に元気な姿で会いましょう。

○生活指導主任の話

 「当たり前を大切にしてほしい」ということをお話します。

2年生は、昨日までB組が学級閉鎖でした。その間、B組のいないフロアは何か変な感じでした。普段全員がそろっていることに何も感じないのに、こういうときに当たり前の大切さを実感するのだな、と思いました。

1年生は、プリントを配るときに「ありがとうございます」と言ってくれる人が多くいます。これを四中の当たり前とし、それを伝え、示す人になってください。

3年生はいよいよ進路に向けて大詰めとなります。自分の受験の時の経験から、「やることをしっかりやる」、つまり「当たり前のことをやる」ことが大切だと感じています。不安だと思うけれど、頑張ってください。

また、冬休みの間、田舎に帰ったりして多くの人に合うと思います。その際に、四中での「当たり前」である、あいさつをする、時間を守る、公共のマナーを守る、を実践してください。



○コミュニティ・スクールからのお知らせ

 本日予定していた「たき火会」は、雨予報のため3月に延期します。

 


○生活委員 2525チャレンジの表彰

 朝の予鈴8:25(本鈴8:30)、5校時の予鈴13:25(本鈴13:30)に朝読書や次の授業の準備に取り掛かれるように、しっかり着席しよう、というキャンペーンを行いました。その中で優秀クラスを、生活委員長が表彰しました。


2 学年集会、学活の様子

○2年学年集会

 2年生の学年集会では、各教科の先生から成績についての話がありました。知識や技能だけでなく、思考力や判断力、表現力のほか、主体的に取り組む態度など、こういう観点で成績を付けている、という話に、どの生徒も熱心に耳を傾けていました。

 いよいよ3年生の0学期に入る2年生として、意識も向上していました。




○1,3年生 通知表返却

 先生方が一人一人に話をしながら通知表を渡しています。

 ほんの1分程度ですが、こうして先生と話をすることで、次への課題が見つかったり、やる気が湧いてきたりするものです。ぜひ、おうちの人に見せながら、こんな話があったよ、と話題にしてください。



さて、令和7年は本当にお世話になりました。

皆さんの支えがあって学校教育が進められている、ということをこれほど感じた年はありませんでした。生徒、保護者、地域、関係者など多くの方々に感謝を申し上げます。これからも四中のサポーターとして、温かくも厳しく見守っていただければと思います。

それでは皆様、良いお年を!