5月 生徒総会が行われました
5月17日(火)6校時には「生徒総会」が行われました。
「生徒総会」は、四中を更に良くするためにはどうすればよいのかを、みんなで考えるための会議です。 本来であれば全校生徒が体育館に集まって話し合うのですが、コロナ禍の中での開催のため、3年生と各委員会委員長、クラス目標発表者、質問者のみが体育館に集まり、1、2年生は各教室でオンラインでの参加となりました。
夏休み明けには、次の生徒会本部役員を選ぶための選挙が行われます。四中を更に良い学校にするためにどうすればよいのか、学校生活の色々なことに目を向けて考える機会としましょう。
小さな気づきを大切に
~
誰もが過ごしやすい四中を目指して ~
生徒手帳にも記されている生徒会活動の目的は3つありますが、その一つ目は「会員が自主的活動に積極的に取り組むこと」です。会員とはあなたのことです。自主的活動ってなんでしょう。みんなのために、四中のために、社会のために、自分から進んで、何か役に立つことをすること、と言い換えられると思います。
生徒会役員の活動や委員会活動は、この自主的活動を組織的に行っていることとなります。では役員でなかったり、委員会に入っていない人は、何もやっていないことになってしまうのでしょうか。そんなことはありませんね。今日この生徒総会を通して、各活動を考えたり、質問をしたり、承認したりすることも、重要な生徒会会員としての活動です。みなさん、責任をもって取り組んでくれたことと思います。
ただし、生徒総会に参加する、秋の選挙で投票する、という2回の活動だけでは、積極的とは言えないかもしれません。各種委員会やボランティア部などからの呼びかけがあったときには、積極的に参加したいですね。一方、四中や四中をとりまく社会が、持続可能な集団、社会として、よりよく発展していくためには、新しいアイデアも必要です。
昨年、あるクラスで、毎日の教科連絡をうまく聞き取りきれない、短時間でメモしきれない、などの課題や困り感がありました。そこでホワイトボードを設置し、教科ごとにメモをマグネットではりつけ、いつでも、ゆっくり見られる、メモできる工夫をしました。似たようなことをしているクラスはほかにもあるでしょう。
それまでもあまり不自由を感じていなかった人によっては、何気ない変化ですが、このことでとっても生活がしやすくなった人もいるのです。
持続可能で誰もが過ごしやすい社会への一歩は、他の人の困り感に気付くことからです。
変えなければいけないことは、意外と小さいことが多かったりします。そして気づいたときには、あなたが思い込んでいた「ふつう」は多数側の都合を優先していたかもしれないと学ぶことで しょう。
こんな気づきや工夫が、生徒会活動として大切になっていくと思います。あなたにも「自主的活動」はできます。生徒の手で創る豊かな優しい四中らしさが、今年もさらにひろがることを期待しています。
変えなければいけないことは、意外と小さいことが多かったりします。そして気づいたときには、あなたが思い込んでいた「ふつう」は多数側の都合を優先していたかもしれないと学ぶことで しょう。
こんな気づきや工夫が、生徒会活動として大切になっていくと思います。あなたにも「自主的活動」はできます。生徒の手で創る豊かな優しい四中らしさが、今年もさらにひろがることを期待しています。