「国分寺市教育7DAYS」の取組7回目は「保健委員の手洗い推進活動」です。
四中ではコロナ禍以来、感染症対策として、登校時などの手洗いの推進に力を入れてきました。しかし、このところの寒さや感染症への危機感の薄れなどもあって、しっかり手洗いができていないことが、保健委員会の議題に上がりました。
そこで、保健委員の皆さんが考えた秘策が「手洗い石鹸で投票」の取組です。
石鹸ボトルに2つの選択肢を表示し、自分の「推し」ボトルの石鹸で手を洗う、という遊び要素を取り入れた取組です。
選択肢は場所によって様々で、どこで手を洗うか、も迷ってしまうところです。
先日は、給食の際生徒がなかなか教室に戻ってこないので、様子を見に行ったら、『「きのこの山派」と「たけのこの里派」』の手洗い場で、「きのこの山派」の石鹸ボトルに長い行列ができていて、手洗いが遅くなった。なんていう、笑い話もありました。
また、『「制服派」と「ジャージ派」』では、ジャージが圧倒的に減っているだろう(生徒たちは楽なのでジャージが好きなのです)と思って液体の減りを確認したら、制服の方が多く減っていました。「やっぱり、四中の制服かっこいいから、なんだかんだ言っても制服が好きなんだな」と感心していたら、実は「ジャージ派」の石鹸が減りすぎて、2本目になっていたため「ジャージ派」の方が多く入っていたということがわかりました…。
こんなふうに楽しんでできる活動を生み出した、保健委員の生徒の発想力に驚かされます。これを機に、生徒の発想を生かした楽しい取組がふえていったらいいなぁ、なんて思っています。