2025年11月12日水曜日

【国分寺四中11/12配信】保健委員手洗い推進活動の様子(国分寺市教育7DAYS⑦)

 「国分寺市教育7DAYS」の取組7回目は「保健委員の手洗い推進活動」です。

 四中ではコロナ禍以来、感染症対策として、登校時などの手洗いの推進に力を入れてきました。しかし、このところの寒さや感染症への危機感の薄れなどもあって、しっかり手洗いができていないことが、保健委員会の議題に上がりました。

 そこで、保健委員の皆さんが考えた秘策が「手洗い石鹸で投票」の取組です。

 石鹸ボトルに2つの選択肢を表示し、自分の「推し」ボトルの石鹸で手を洗う、という遊び要素を取り入れた取組です。

 選択肢は場所によって様々で、どこで手を洗うか、も迷ってしまうところです。

 先日は、給食の際生徒がなかなか教室に戻ってこないので、様子を見に行ったら、『「きのこの山派」と「たけのこの里派」』の手洗い場で、「きのこの山派」の石鹸ボトルに長い行列ができていて、手洗いが遅くなった。なんていう、笑い話もありました。



 また、『「制服派」と「ジャージ派」』では、ジャージが圧倒的に減っているだろう(生徒たちは楽なのでジャージが好きなのです)と思って液体の減りを確認したら、制服の方が多く減っていました。「やっぱり、四中の制服かっこいいから、なんだかんだ言っても制服が好きなんだな」と感心していたら、実は「ジャージ派」の石鹸が減りすぎて、2本目になっていたため「ジャージ派」の方が多く入っていたということがわかりました…。


 こんなふうに楽しんでできる活動を生み出した、保健委員の生徒の発想力に驚かされます。これを機に、生徒の発想を生かした楽しい取組がふえていったらいいなぁ、なんて思っています。

 






2025年11月10日月曜日

【国分寺四中11/9配信】11月6日(木)からスタート!放課後図書館開放「じしゅうば(自習場)」の様子(国分寺市教育7DAYS⑥)

 「国分寺市教育7DAYS」の取組6回目は「放課後図書館開放」です。

 四中では、一般下校時刻(15:45)以降の図書館利用は行っておりません。

 しかし、図書委員会から、放課後の学習場所として図書館の利用を認めてもらえないか、という提案がありました。

 企画書もよく考えられたものだったので、とりあえずテスト期間中限定で一度やってみよう、ということで、放課後の図書館を「じしゅうば(自習場)」として開放することにしました。

 うるさくしたり、使い方が悪かったりする場合は、図書委員が注意する、ということでスタートしたのですが、そんな心配もいらないほど、みんな静かに、集中して勉強に励んでいました。

 まだ、いろいろルール作りなど考えていかなければいけないことも多くありますが、生徒から学校を良くしていこうという提案が出てくること自体がとても素晴らしいことです。このように、自分の学校を大切にしよう、よりよくしようという、自治の心が浸透してきたことを、とてもうれしく感じています。







2025年11月9日日曜日

【国分寺四中11/9配信】11月2日(日)国分寺まつり出店の様子(国分寺市教育7DAYS⑤)

 「国分寺市教育7DAYS」の取組5回目は「国分寺まつりの出店」です。

 3年生の有志の生徒が参加しました。

 国分寺学×SDGsプロジェクトで作成した成果物の販売と、プロジェクトの紹介ポスターの展示、リサイクルクレヨン作成体験の3つが主な活動です。

 当日は、四中生だけでなく、多くの方にご来場いただき、国分寺学×SDGsプロジェクトの活動を広く知っていただける機会となりました。

 また今回は、隣に四小・四中校区のコミュニティ・スクール協議会ブースと四小ブースもあり、コミュニティ・スクールとして四中地域の取組を合わせて知っていただくことができました。

 





















【国分寺四中11/9配信】11月1日(土)泉町3丁目防災会防災訓練参加の様子(国分寺市教育7DAYS④)

 「国分寺市教育7DAYS」の取組4回目は「泉町3丁目防災会防災訓練参加」です。

 有志の生徒12名と教員3名で参加しました。

 昨年から、四中の取組として参加させていただいているもので、地震発生から身の安全の確保、初期消火、けが人の救出まで、一連の流れを体験する訓練です。

 有事の際にはこうした一連の流れで、自分自身や家族の身の安全を守らなければなりません。3人1組のチームで取り組むことで、指示役の指示が、全体の安全の確保につながるこを学ぶことができました。

 また、前回から、参加するだけでなく、机やいすの準備や片付けも、中学生が行うことにしています。地域の自治会では高齢化が進み、椅子や机を運ぶのも一苦労です。こうした地域の自治会の取組に中学生が参画していくことが、国分寺市がかかげている「すべての人を大切にするまち宣言」にも通じるのではないか、と考えています。

参加した生徒たちはみんな、こうした自治会の状況を理解し、考えているようでした。

ここで学んだことが、今後、彼らの地域貢献活動に生かされたらいいな、と感じました。




























【国分寺四中11/9配信】10月31日(金)児童会・生徒会フォーラムの様子(国分寺市教育7DAYS③)

 「国分寺市教育7DAYS」の取組3回目は「児童会・生徒会フォーラム」です。

これは、毎年国分寺市の児童会・生徒会が集まって実施しているもので、各校の取組を発表し、話し合った内容を各校に持ち帰って、新たな取組につなげていくものです。

 今年度、四中からは「PEPトーク」の取組を紹介しました。

 「PEPトーク」とは、同じ意味でも前向きな言葉や温かい言葉かけを意識していこうという取組です。例えば「授業中は余計なおしゃべりはしない」ではなく「授業中は静かにしよう」というように、○○しない、ではなく、△△しよう、という言葉の変換です。

 これは、昨年のフォーラムで他校が行っていた取組を四中バージョンにアレンジして行った取組です。発表に当たっては、積極的に取り組めたか、やってみてどうだったか、などのアンケートを取りました。その結果から、取り組んだことで学校生活をよりよくするのに効果があったことをはっぴょうすることができました。

 今年のフォーラムの内容を受け、これまでの活動を改善したり、新たに取り組んだりしていけたらいいな、と思います。










【国分寺四中11/9配信】10月28日(火)創立50周年記念式典の様子(国分寺市教育7DAYS②)

 「国分寺市教育7DAYS」の取組2回目は「創立50周年記念式典」です。

 いらしていただく御来賓や保護者の皆様に、四中らしさが伝わる式典にするにはどうしたらいいかと、2年前から内容を検討しながら準備してきました。

生徒の活動としては、

 ①四中が国分寺学として実施している、3年生のプロジェクト学習の発表

 ②全員合唱

 ③生徒の言葉(各学年より)

の3つに決めました。

 さらに、生徒が主体的に創立50周年式典に参加できるように、ワークシートで50年の歩みを振り返ったり、50年後の未来に思いをはせたりするような取組も行いました。

 全員合唱で歌った「けやきの声」は全校生徒から集めた言葉を3年生の有志チームが作詞、作曲して作りました。

 記念誌も、有志の編集委員が表紙のデザインから、紙面の構成、編集を行って作成したものです。

 ロゴマークは生徒会本部役員が呼びかけて集まったマークから、全校生徒の投票で選ばれたものです。

 こんなふうに、生徒の手作りによって実施できた50周年の式典では、御参列いただいた多くの方から「歌声が素晴らしかった」「生徒の活動がよかった」「感動した」というお褒めの言葉をたくさんいただきました。

 本校の卒業生である、世界的ピアニストの福間洸太朗さんも駆けつけ、オープニングセレモニーで演奏をしていただきました。

 多くの皆さんに祝福していただき、次の50年に向けて、気持ちも新たに一歩を踏み出せたような気がしています。